無印良品と考える暮らし【屋外の物置編】 | 無印良品と雑貨と私
【家と街のはざまにあるもの、それが物置】
無印良品って、いろんな暮らしのカタチを提案してくれます。
今回、無印のアンケートを見てその視点を斬新に思ったのが、
戸建ての屋外物置について、のテーマ。
”家と街との間にある物置”という視点が面白いですよね。
私の中で物置というのは、「雑多なものの目隠し」のポジションです。
庭まわりの道具や不用品、季節用品などを目隠ししながら収納してくれる、
なくてはならないもの。また、隣近所からの視線が気になる場合の
衝立的な役割も果たしてもらっている、とも思っています。
自転車を収納したり、一時的なゴミ置き場にしたり・・・。
戸建住宅では大なり小なり、どこのお宅でも見かける物置。便利であることは確か。
ですが、物置という存在って、ちょっと問題もあります。それは、
見栄えの問題、使い勝手の問題。
家が木製であったとしても、物置は金属製であることが多い。
物置の役割はしっかり果たしてくれていて有難いのですが、
たいていは無骨な金属製。たしかに無機質で、庭周りで異質な収納でもあります。
私の実家にも大きな金属物置がありますが、なんだかゴチャゴチャとしていて中は暗く、
あまり好きな場所ではありません。扉が少し開いていると、野良猫や虫が住みついていたり。
そして、やはり実用性重視で、見栄えは二の次、といった感じ。
「もっとカワイイ物置がいいなぁ」と何度か思いましたが、それもいっときの感情で、
すぐ忘れてしまう。それが物置という存在(私の中では、です)。
【物置は後回し?】
無印良品では、「後回しになりがちな家の周囲」という視点で、
今回のテーマに取り組んでいます。
たしかに自分でも覚えがあるのですが、
家の収納にはこだわるのに、屋外に放置気味の物置にはさほど関心がないのが
実状という気もします。庭まわりは常時目に着く場所ではないので、
余計に関心が薄れるのでしょう。それがいけない、という訳ではありませんが、
たしかに後回しではあります。
無印良品では、
「物置に対するネガティブな気持ちを解決するにはどうしたらいいか?」
というアンケートを取っています(おそらく会員のみ)。
使い勝手がよく、住まいや景観との相性もかねて、ポジティブに捉えられる物置とは・・・?
すべてを兼ね備えるのは難しい、ですがこういう視点で物置を見たことはないので
いろんな”気づき”がありました。
個人的には、家とソックリな外観(色や形、素材、雰囲気など)があれば
もっと物置を大事にするし、物置や家まわりに対する関心も深まる気がしています。
そして、もっとオープンなつくりの物置がいいですね。
もちろん、防犯などの問題もありますが(自転車置き場や高価な庭道具など)、
実家の物置を思い出してみると、ものすごく閉鎖的・密閉性の高いイメージです。
たとえば無印良品の家とあわせて考えてみたときに、「どんな物置が合うのか」と考えると、
”木製の簡易棚”のようなイメージが浮かびます。家と同じように、”建てる”感じ。
「後付けで置く」のではなく、住まいとセットにする、というのが理想です。
理想と現実はなかなかかみ合わないのが普通ですが、
「こうだったらいいな」と考えるのは建設的でいいことだと思うんです。
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