東尋坊で発見された珍しい石があまりにも丸すぎ・・・!
WIKIよりお借りしました
東尋坊。福井県坂井市に位置する、言わずと知れた絶壁です。
東尋坊というと、「ちょっと怖いな」みたいなイメージがありますが
ザクザクと切れこんだ断崖はかなりの見ごたえアリです。
私が十年ほど前に訪れたときは日暮れで風が強い日でした。
青木ヶ原のように「早まらないで」みたいな立て看板があり
脱げた靴を発見したときはちょっぴり震えましたが、
ふつうに観光名所としてステキな名所なのです。
先日身内が福井県を旅してきた
身内がこの寒い中、北のほうへ行きたいとのことで
バス&徒歩で東尋坊方面をぐるりと巡ってきたそうです。
そこで持ち帰ったお土産が、これ。
丸い石です。恐竜のタマゴのような丸さ。
地中深く圧をかけられた石はどれも鉱石として美しいのですが
地面に落ちている石で珍しいものを探すのはなかなか難しいもの。
ですが、ふつうにそこここにこんな真ん丸な石が転がっていたとのこと。
驚きです。もっとたくさん持ち帰ってほしかったのですが、
知人が欲しがり渡してしまったことで、
3コのうち1コしか手元に残らなかったそうです。残念。
「3コといわず、大量に持ち帰ったらよかったのに」というと
「東尋坊の崖を徒歩で下った先に転がっていて、持ち運ぶのが大変だったから」
とのこと。なるほど・・・重い上にかさばる石は、一度に運べません。
世の中には”珍しい石マニア”がたくさん存在する
オークションなどでも高値がつくことのある”珍しい石”。
風雪に耐え自然の中で削りだされた石には、長い時間のロマンがあるんですね。
私も河原などに降り立つと、何か珍しいものはないかと探してしまいます。
一度、ステーキ肉のような赤い石(レア焼き)を発見したことがあるのですが
いつのまにか紛失。もったいないことをしました。
鉱石や鉱物も眺めるのは楽しいもので、
個人的には完全立方体のパイライトや、六角錘のアメジスト、蛍石などが好きです。
ですが・・・
この丸さ加減、ほんと目を見張ります。海水の荒波に削られて
転がり、角が取れて丸くなっていったのでしょうね。
地中ではなく地上で、これだけ丸いものは珍しいかも?
人間も成熟するごとに「かくありたし」と思います(いうのはカンタン)。
この石、程よく一面が少し平らになっているので、
身内が、大切な書類の文鎮に活用しています。
手のひらにすっぽり収まるサイズで、
ニワトリのタマゴよりは2まわりほど小さいです。
河原には石だけでなく、色ガラスの角の取れたすべすべのものも
見かけますよね。あれも、子供の頃よく集めてました。
(親にすぐ捨てられちゃったけど・・・;;)
また、道路に落ちているテールランプの破片のすべすべしたものも
幼心には宝物のように思えました。(あれも車に踏まれてすり減ったのかな?)
にしても海水でこれほど角が取れるなんて、
どれほどの長い時間を洗われてきたんでしょうか。この石。
東尋坊の崖から剥離して、何十年、何百年と経てきたのかも。
ちなみに、この石の在処に到達するには、かなり徒歩で
急こう配を進まなくてはなりませんので、簡単には行きつけないそうです。
たくさん拾っても、崖の上まで運ぶには相当なパワーが必要です。
その気合をお持ちの方は、ぜひ東尋坊へ^^
スポンサードリンク
↓無印良品のコスメも扱っている数少ない楽天ショップです↓