本物の星空にはかなわないけど『HOMESTAR PURE』 | 無印良品と雑貨と私
さいきん星空を見上げたのはいつですか?
久しく満天の星空を拝んでいない私です。
学生時代に今世紀最後の流星群を見に行ったっきり、
それ以来、灯りに遮られていないカンペキな星空を見ていないんですよ。
たまに星空が無性に見たくなることがあるけど、
何もないときにわざわざ遠方まで、星を見に行くのもなかなか億劫。
で、このあいだ、部屋を整理していたら、なつかしの「ホームスター」が出てきました。
かつてセガトイズさんから発売された、一世を風靡した星空投影機。
ホコリかぶってたので、ひさびさに”おうちプラネタリウム”してみようかな~と思い立ち、
部屋を真っ暗にして、床に寝転んでみたんです。
現代は都会の街中だけでなく、田舎のお部屋の中まで灯りが侵食しているんですね。
モデムの緑色の灯り、DVDデッキの時計の灯り、お風呂の湯沸かし器の灯り、
ウォーターサーバーの灯りなどなど、家電の小さな灯りが邪魔をして、
肝心のホームスターの星空がショボくれていました。
布などで各灯りを覆って、できるだけ暗くしてホームスターを点灯。
思いがけず癒し効果が高かった!さすがホームスター
でも、寝転んで暗い部屋の天井に浮かぶ、実際の星々を眺めていると、
目の疲れがだんだん取れていくような感じがしたんです。
きっとピンホールアイマスクみたいな効果で、目のピントが遠くに合うようになるんでしょうね。
5分もすると、目が慣れて、星空に立体感が出てきます。
こうなったらシメたもの。あとは夢想の世界に浸るだけです。
「肉眼では見えないけど、こんなにたくさんの星があるんだなぁ」
「地球なんてちっぽけだなぁ」「自分がアリになったようだ」なんて考えていると、
日頃の小さいストレスとか悩みとか、どうでもよくなってくる。
宇宙のスケールと照らし合わせると、自分という存在がなんともはかなく、
ふだん自分の思考を邪魔してくる”自我”なんてものが
ホントにしょうもないものに見えてきます。この感覚が、意外にヒーリング効果が高い。
星空のディスクは2枚あり、星座名があるもの&ないものとが入っている。
しばらく原盤を眺めたあと、ディスクを入れ替えて星座の名前を読み上げていると、
すごく変な名前の星座が発見(12星座以外)できたりして、ちょっと面白いです。
にしても、星座って星と星とを線で結んでるけど、
けっこうムリヤリな設定だったりするので、
「よくこれがみずがめ座やふたご座に見えたよなぁ・・笑」とか思っちゃいますね。
夏の大三角なんかも、「なぜこの3つの星を選んだのか?」とフシギになる。
私は星に詳しくないけど、何か理由があってのことでしょうね。星の明るさとか。
このホームスターPUREは、天の川を中心とした星々を天井に映し出します。
天の川伝説も、昔はロマンチックだと思ってたけど、
詳しいストーリーを知ると、「そんなハナシだったの!?」ってツッコミたくなります。
恋に溺れて働かなくなる恋人たち・・・。そりゃ天の川で分断されても仕方ない(笑)
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